考えを深めるアクティブ・ラーニング

今高校生に求められているのは、「主体的・対話的で深い学び」をする能力です。その力を身につけるために欠かせないのが、自分で課題を発見し、それを個人で考えたりグループで話し合ったりし、さらに他者にそれを説明するなど、アウトプットをする授業です。そのために、グループで話し合ったり、知識構成型ジグソー法を取り入れたり、共同で発表用の資料を作成するなどのアクティブ・ラーニング型の授業も積極的に取り入れています。

知識・技能を確実に身につける授業

自分の考えを持てるようになるためには、土台となる基礎的な知識・技能を身につける必要があります。そのため、模型を使って説明したり、テキストや図版をパソコンやタブレットを使ってプロジェクターで投影したり、生徒との対話を重ねながら授業を進めたりしています。これらの工夫によって、生徒は視覚的に理解したり、深い学びを行うことが可能になっています。

一人一台端末の活用

これからの新しい授業を進めていく上で最大の鍵となるのが、一人一台端末を活用することです。パソコンやタブレットを用いなくても、生徒にアウトプットさせることはもちろん可能ですが、ICT機器を使用することで、それはより効率的・効果的に行うことができるようになります。具体的にはGoogleスライドを使用して、数人で協力しながら一つのプレゼンテーションを共同で作成したり、Google Jamboardというアプリを用いて各自の意見を出しながら、それをグループで話し合ってまとめていくなどの授業を行っています。

これまでは、個人のスマートフォンを用いたり、貸し出し用のChromebookを使用してきましたが、現在は1年生で自分のChromebookを用いるようになったので、より積極的・効果的にアウトプット型の授業ができるようになっています。

下の動画で、1年生の「公共」の授業でChromebookを活用している様子を紹介します。