グローカル・ハイスクール - 清水西高校ホームページ

グローカル・ハイスクールとは

本校は、令和３年度から県教育委員会が実施する「オンリーワン・ハイスクール」事業のグローカル・ハイスクール(Ⅰ類)に指定されています。
【オンリーワン・ハイスクールとは】

多様なニーズを持つ生徒が在籍する普通科の改革を推進するため、改革に取り組む学校を県教育委員会が指定するもの。取組テーマにより、以下の区分で指定される。
○ イノベーション・ハイスクール：文系・理系をバランスよく学ぶリベラルアーツの推進
○ アカデミック・ハイスクール：SDGs等学際的・領域横断的な新たな社会課題の探究
○ グローカル・ハイスクール：地域協働による地域社会の課題解決に向けた探究
○ フューチャー・ハイスクール：過疎地域等の小規模校の地域に開かれた学校づくり
なお、「Ⅰ類」は公募により有識者会議の議論を経て実施校を決定し、「Ⅱ類」は県教育委員会の重点取組をテーマとして示し、実施校を指定している。

【本校がオンリーワン（グローカル）・ハイスクールとして目指す学校像】

グローカルな視点で地域（清水区）の特徴を学び、地域の良さを再発見し、国内外に発信していく。生徒がボランティア活動に積極的に取り組み、地域の様々な分野の人との交流を深めていく。交流を通して地域の課題（人口流出、医療・福祉・子育て・若者の雇用・観光）に自ら気づき、清水区や大学・企業・医療機関・ＮＰＯ等と連携し、地域の様々な人と協働して、主体的に地域の課題解決に取り組んでいく。生徒が自ら地域課題に取り組むことにより、地域を元気にし、生徒自身が成長を実感できる学校づくりを行う。

【３年間の事業計画・目標】

これまでの取り組み

ここでは、西高が学校としてこれまでに取り組んできたことをご紹介します。生徒が個人やグループで取り組んでいる活動は「スクールライフ」の「探究活動」でご紹介していますので、そちらも合わせてご覧ください。

グローカル講演会

令和３年11月16日（火）、講師に(株)マザーハウス代表取締役兼チーフデザイナーの山口絵理子さんをお迎えして、グローカル講演会「裸でも生きる～探究力・学びに向かう人間力～」を開催しました。
山口さんは、発展途上国の課題への気づきから「(株)マザーハウス」を設立し、現在は途上国に自社工場や提携工房を構えて、「途上国から世界に通用するブランド作り」を実現されています。

山口さんがこれまで歩んでこられた中での物事に対する判断基準や取り組む姿勢に、多くの生徒が勇気や希望をいただきました。
今回の講演をきいた皆さんが、自分自身の可能性について感じ取ったり、自分の将来に向けて一歩を踏み出すきっかけとなったりすることを期待します！山口さん、貴重なお時間をありがとうございました！

グローカル看護医療講演会

令和３年11月10日（水）、グローカル・ハイスクール事業の一環として、グローカル看護医療講演会「パラリンピックと医療～東京パラリンピック・パワーリフティング・医療スタッフの経験から～」を実施しました。

講師として、富士リハビリテーション大学校理学療法学科主任教員赤岩龍士さんをお招きしました。

赤岩さんの経験に基づいた医療や福祉への考え、理学療法士という御自身の職業に対する誇りや使命感を、熱く、そしてわかりやすくお話していただきました。
これからグローカル・ハイスクールで学んでいく生徒のモチベーションを高めると共に、身の回りの障がいを持つ方々の状況を改めて見つめ、課題に気づき、将来医療関係の職業に就いて地域を担う自分に何ができるのかを考える良い機会となりました！

プロフェッショナルとしての矜持や、障がい者の方々に対する思いは、私たち教員にとっても勉強になりました。
赤岩さん、ありがとうございました。

グローカル看護医療講演会Ⅱ

令和４年1月25日（火）、グローカル・ハイスクール事業の一環として、2年生を対象にグローカル看護医療講演会「パラリンピックと医療Ⅱ」を実施しました。
講師には、昨年に続き、富士リハビリテーション大学校理学療法学科主任教員赤岩龍士さんをお招きしました。
理学療法士としてのやりがい、パラリンピックトレーナーとして携わった経験、やりがいや喜びなど、御自身の職業に対する誇りや使命感をお話していただき、生徒たちも自身の進路を改めて考えるきっかけになったようです。
赤岩さん、ありがとうございました。