清水西高等学校の概要

 清水西高校は、明治44年(1911年)巴実科高等女学校として開校して、地域の女子教育の場として確固たる地位を確立し、現在創立115年目を迎えました。昭和24年には県立清水西高等学校に校名変更、昭和41年には衛生看護科も開設され地域医療にも貢献してきました。平成17年度から男女共学の普通科となり、「清く けだかく 美しく」の校訓のもと文武両道をめざし、県内外、海外でも活躍をしている約2万5千人余の卒業生を輩出することができました。

 生徒は伸び伸びと明るく落ち着いており、自主的な活動が特徴です。学校祭を中心に、年間を通して諸行事における生徒の活動が絶えることがありません。また、医療・福祉に関心が高く、ボランティア活動も盛んです。

学校基本情報

Ⅰ 学校の概要

1 名称     静岡県立清水西高等学校

2 所在地    静岡市清水区青葉町5番1号(電話 054-352-2225 代表)

3 校長     山野 良成

4 創立開校   明治44年(1911年)4月10日

5 課程及び学科 全日制の課程 普通科

6 修業年限   3カ年

7 生徒数

学年1年2年3年合計
学科定員現員定員現員定員現員定員現員
普通科160166160155160144480465

8 学級数    普通科 12 (1年…4 2年…4 3年…4)

9 卒業生数

総合計 26,917 人
旧制高等女学校  3,871 人
新制高等学校普通科21,652 人
衛生看護科1,394 人

10 施設概要

校地総面積29,843.73 ㎡
建物面積6,675.47 ㎡
運動場面積13,280.06 ㎡
建物延面積13,038.66 ㎡
校舎敷地面積16,563.67 ㎡
水泳プール25 m

Ⅱ 沿革(抜粋)

明治40年(1907年)4月巴高等小学校に巴女子技芸学校が付設されました。場所は現在地東方の清水入江町上清水の一角でした。
明治44年(1911年)3月巴女子技芸学校が巴実科高等女学校となりました。これが本校の創立となりました(開校は4月10日でした)。
大正7年(1918年)3月16日巴実科高等女学校は廃止され巴高等女学校となりました。
大正11年(1922年)4月1日静岡県に移管され、静岡県立巴高等女学校となりました。
昭和6年(1932年)2月1日名称が静岡県立清水高等女学校に変更されました。
昭和13年(1938年)6月10日現在地(清水青葉町)に移転しました。
昭和20年(1945年)7月7日戦災で講堂以外の全校舎を焼失してしまいました(8月に戦争は終わり、同年9月に安倍郡有度村北脇(現清水区北脇)の小糸製作所に仮校舎を設置して授業を再開することができました)。
昭和20年(1945年)12月28日新しい校舎が完成しました。
昭和23年(1948年)4月1日新制高等学校に移行し、名称も静岡県立清水第二高等学校に変わりました。
昭和24年(1949年)4月1日新制高等学校再配置が行われ、静岡県立清水西高等学校となりました。
このとき男女共学を実施し33名の男子が入学したのですが、翌年他校へ転籍となりました。
昭和38年(1963年)4月1日1学年の定員を450名としました(これが本校の歴史上最も多い定員数でした)。
昭和41年(1966年)4月1日衛生看護科を開設しました(定員は1クラスで40名でした)。
平成3年(1991年)10月9日創立80周年記念式典を挙行しました。
平成13年(2001年)10月12日創立90周年記念式典を挙行しました。「みんな地球に生きる人」と題して、アグネス・チャンさんが記念講演を行いました。
平成14年(2002年)4月1日第1学年衛生看護科の募集を停止しました。
平成16年(2004年)3月1日衛生看護科が38年の歴史に終止符を打ち、閉科となりました。
平成17年(2005年)4月1日男女共学が開始されました。
平成23年(2011年)10月22日創立100周年記念式典を挙行しました。
令和3年(2021年)10月26日創立110周年記念式典を挙行しました。
令和5年(2023年)4月1日普通科定員160名となりました。

校訓

112期生の向井心優さんが書いてくれました

「清く けだかく 美しく」

日課表

月・木曜日
の日課
予鈴 8:10
朝の時間 8:20~8:30
SHR 8:30~8:35
第1時限 8:45~9:35
第2時限 9:45~10:35
第3時限10:45~11:35
第4時限11:45~12:35
昼休み12:35~13:20
第5時限13:20~14:10
第6時限14:20~15:10
第7時限15:20~16:10
SHR16:10~16:15
火・水・金曜日
の日課
予鈴 8:10
朝の時間 8:20~8:30
SHR 8:30~8:35
第1時限 8:45~9:35
第2時限 9:45~10:35
第3時限10:45~11:35
第4時限11:45~12:35
昼休み12:35~13:20
第5時限13:20~14:10
第6時限14:20~15:10
SHR15:15~15:25
清掃SHR後
部活動15:45~16:30
(金曜日)
45分×6時間
(短縮日課)
予鈴 8:10
朝の時間 8:20~8:30
SHR 8:30~8:35
第1時限 8:45~9:30
第2時限 9:40~10:25
第3時限10:35~11:20
第4時限11:30~12:15
昼休み12:15~13:00
第5時限13:00~13:45
第6時限13:55~14:40
SHR14:45~14:55
清掃SHR後

コース紹介

本校のコース選択をご紹介します。

教育課程

年間行事計画(令和7年度)

行事学校行事生徒会その他
4月新入生登校日
始業式
入学式
学力テスト
生徒地区会
新入生オリエンテーション
春の面接週間
遠足
対面式
生徒会オリエンテーション
部活動紹介①
前期常任委員選出
部活動登録①
個人写真撮影
身体計測
各種健康検査(4月5月6月)
 内科、眼科、耳鼻科
歯科、X線①
 心電図、 貧血検査①
 尿検査
交通安全教室
5月SNS講座
中間テスト
避難訓練
生徒総会PTA総会・心の教育
6月期末テスト ともえ祭
7月終業式   中学生一日体験入学
8月病院実習(看護医療進学コース③)      
9月始業式
防災訓練
学力テスト
秋の面接週間  
生徒会選挙
体育祭
10月中間テスト
全校読書会
芸術鑑賞教室  
後期常任委員選出
生徒総会
オープンスクール
保育実習
病院見学実習(看護医療進学コース②)
11月修学旅行②
期末テスト
薬学講座
12月終業式地域防災訓練
1月始業式
学力テスト①②
耳をすませば
2月学年末テスト生徒会企画家庭学習③
学校保健委員会
ともえ探偵団発表
3月卒業式
同窓会入会式
終業式
離任式
個人写真撮影

丸数字は学年を示す。

校歌

 校歌制定は昭和3年(1928年)
 作詞者 吉岡郷甫(よしおか ごうすけ)は東京女子高等師範学校(現御茶ノ水女子大学)校長
 作曲者 梁田 貞 ( やなだ   てい )は東京音楽学校(現東京芸術大学)教授

 下のボタンから歌詞の閲覧と、歌唱を聴くことができます。

進路状況・進路指導

 令和7年度卒業生の進路状況と、本校の進路指導についてご紹介します。

グローカル・ハイスクール

 本校は、令和3年度から県教育委員会が実施された「オンリーワン・ハイスクール」事業のグローカル・ハイスクール(Ⅰ類)に指定されていました。これにより「地域協働による地域社会の課題解決に向けた探究」に取り組んできました。

PTA・同窓会

 本校のPTA並びに同窓会の活動をご紹介します。

西高の新しい取り組み

 今世界は激動の時代を迎えています。これにともなって、学校を取り囲む環境も大きく変動しつつあります。清水西高は長い伝統を誇る学校ですが、そこに安住し、変化に無頓着のままでいると、世界の流れから取り残されてしまいかねません。

 そこで、今本校では様々な観点から新しいことに取り組もうとしています。もちろん、これまでの伝統を捨てるわけではなく、その土台の上に立って、新しい西高を創り出したいと考えています。